ＬＥＤ照明

ＬＥＤって何？

ＬＥＤとは、Light（光） Emitting（放射する） Diode（ダイオード＝電子部品の一種）の略で、日本語では「発光ダイオード」と言います。小型で少ない消費電力で光るので、電気製品に幅広く使用されています。

ＬＥＤは、電子の持つエネルギーを直接光に変換することで光を出すので無駄なエネルギーをほとんど使いません。

ＬＥＤと省エネ

白熱電球ではエネルギーの９割が無駄なエネルギー（熱や赤外線）として放出されてしまいます。

蛍光灯は白熱電球よりも効率は良いですが、放電するため電圧を上げることや紫外線を可視光に変えるなどの手間がかかります。

エネルギーの無駄が少ないＬＥＤを照明に使えば、消費電力が従来の白熱電球より大幅に削減されます。

ＬＥＤ電球

ＬＥＤ電球はＬＥＤを使った電球で、従来の電球の代替品として使えるように作られています。

一般的には消費電力は白熱電球の７分の１以下になります。

形式的に従来の電球と同じ形をしていますが、中身はちがっています。電気回路とＬＥＤとガラスまたはプラスチックのカバーでできています。

ＬＥＤ電球の種類

ＬＥＤ電球は、白熱電球の何ワット型に相当するかで分けられています。「４０Ｗ型」は白熱電球の４０Ｗ相当の大きさと明るさという意味です。実際の消費電力は６Ｗ以下の製品が多いです。

明るさはｌｍ（ルーメン）で表示されています。目安としては白熱電球６０Ｗが８００ルーメン程度です。

ＬＥＤ蛍光管

ＬＥＤ蛍光管は、従来の蛍光管の代替品として使えるように作られたＬＥＤ照明です。従来の蛍光灯照明の蛍光管を取り換えるだけで消費電力が約２分の１程度になります。

ＬＥＤ蛍光管の種類

ＬＥＤ蛍光管にはグロースタータ式対応のみなど、適応機種に種類があります。 ラピットスタータ器具・インバータ器具・電子スタート方式では直接使えない器具（工事必要）もあります。 説明書をよく読んでご使用ください。

（作成　Shin Onda）